2023-01-06
今回はモータースポーツについてお話します。
私はモータースポーツが大好きです。好きなカテゴリーのひとつがSuper GTです。
(Super GT GT300クラスに参戦するBMW M4 GT3にも注目してます。)
GT300に参戦するBMW M4 GT3 (BMW team Studie)
SUPER GT とは
①日本国内を中心に全8戦でおこなわれるカーレースです。
②GT500 GT300 の2クラスがある。
③通常1レースの距離は300km
④1レースを2人または3人のドライバーが運転する。
⑤成績に応じて次戦のハンディキャップがある。
⑥多くのタイヤメーカーが参加。
以上の要素から、接戦と華やかさがありとても人気があります。私も観戦にいったことがありますがサーキット近くの渋滞がすごいです。
各項目を簡単に説明します。
①開催スケジュールは以下の通りです。
第6戦 9/16-17 スポーツランドSUGO 宮城県
第8戦 11/04-05 モビリティーリゾートMOTEGI 栃木県
②SUPER GT は2クラスあり、GT500はエンジン出力が約500ps、GT300クラスが約300psということでしたが、現在はより性能は向上しています。エンジン規定・車両寸法などが違います。レースペースは、GT500がGT300より速いペースで走ります。
GT500
・ゼッケンが白字に黒文字、
・ヘッドライトが白または青
・車体がGT300より大きく、ラップタイムが早い。
・参戦車両は、
日産フェアレディZ
ホンダNSX
の3車種ですが中身は市販車とは大きく異なっています。エンジン、シャシーは共通規定化された専用設計となっています。ドライバーは、メーカーと契約するトッププロドライバーです。
GT300
・ゼッケンが黄色字に黒文字、
・ヘッドライトが黄色
・車体がGT500より小さく、ラップタイムが遅い。
・参戦車両は、
日産GT-R
レクサスRC-F
ホンダNSX
スバルBRZ
BMW M4
アウディR8
フェラーリ488
など、いくつかの車両規定を適用し、ウェイトやリストリクター(燃料が通過する入口の大きさ)により性能調整(BoP)をおこなっています。GT500より市販車に近いこと、参戦車種が多いことが魅力です。
③レース距離は通常300kmでおこなわれ、途中でドライバー・タイヤ交換・給油がおこなわれます。GT500とGT300は同時に走行しますので、
GT500はGT300を抜きながら
GT300はGT500を抜かせながら
レースは進行していきます。2クラスあること、車種が多いことは華やかで見ていてとても楽しいです。
イベントにより500kmなどレース距離が長い時があります。
④1レースを2人または3人のドライバーが運転するため、体格や運転スタイルが違うのでどう調整するかも戦略となります。車両のウィンドウ上部に現在運転しているドライバーが3文字で表示されます。
⑤GT500、GT300それぞれ優勝や上位でフィニッシュするとポイントが与えられ、ポイントにより、次戦ウェイトをプラスするなど性能調整がおこなわれます。これはサクセスウェイトと呼ばれます。これにより、シリーズチャンピオン争いは、混戦になります。最終戦の1つ前は、サクセスウェイトが半減、最終戦は、サクセスウェイトが無くなり、きっちり決着をつけられます。第6戦までに多くのポイントを獲得することが必要になります。
⑥多くのタイヤメーカーが参加。
ヨコハマ
タイヤメーカーにより特性が異なり、レース展開が変わります。
まとめ
簡単に SUPERGT について説明してきました。私は今年の最終戦を観戦する予定です。また、SUPER GT のレース結果を当ブログでフォローしながらさらに魅力を伝えていきたいと思います。今回も最後までお付き合いありがとうございました。
2022年 GT500 シリーズチャンピオン カルソニック IMPUL Z
2022年 GT300 シリーズチャンピオン リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R GT-3
*参考資料として、写真・文章の一部をSuper GT公式ホームページより引用しました。
*参考資料として、写真・文章の一部をBMW公式ホームページより引用しました。